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原島美容研究所

ラメラ構造を守り、真皮層の新陳代謝を活発にする生活習慣

読了までの目安時間:約 3分

 

ラメラ構造の細胞や、角層細胞を生み出す場所となるのが、真皮層です。

ラメラ構造を守り、理想的な状態に仕上げていくためには、生活習慣を見直して真皮層の新陳代謝を活発にし、「新鮮で元気な肌細胞がどんどん生み出される状態」にしていくことが大切。

そしてもちろん、「今あるラメラ構造にダメージを与えない生活」をすることも大切です。

そのためのコツをご紹介しましょう。

しっかり睡眠!

生活習慣の見直しの中でも、もっとも真皮層の新陳代謝力アップに大きく関わってくるのが「睡眠」です。

  • 0時までに寝るか、夜更かししてしまうか。
  • 6時間~7時間半ぐらいの睡眠時間をとるか、短時間睡眠か。
  • 毎日規則正しい時間に寝るか、バラバラな時間に寝るか。

この3ポイントだけでも、前者を心がけるか、後者になってしまうかで、新陳代謝力に大きな違いが出てきます。

もちろん、「0時までに寝て、7時間前後の睡眠をとり、毎日規則正しい時間に寝る」という、3つとも前者のパターンに当てはまる睡眠が一番理想的であることは、言うまでもありませんよ。

体を意識的に動かそう!

適度な運動も、細胞を活性化させて新陳代謝力をアップさせるために重要な要素となります。

毎日ウォーキングなどができる環境であれば理想的なのですが、それが無理な場合は「通勤時の歩行は少し歩幅を広げて、歩くスピードも少し早める」「エレベーターやエスカレーターの使用はなるべく避ける」「ウォーキングは無理でも、1日最低1回のラジオ体操実施は心がける」など、何らかの形で体を意識的に動かす機会を持つことを心がけましょう。

入浴時のお湯の温度に注意しよう!

入浴時のお湯の温度に注意しよう!

では次は、「今あるラメラ構造にダメージを与えない生活」についてのお話です。

ラメラ構造を守るための注意点として、まず「肌を強く押したりこすったり引っ張ったりしない」ということが挙げられますが、実は注意点はそれだけではありません。

入浴においても、大きな注意点があるのです。

それは、「湯船もシャワーも、決して、熱い温度にしない」ということです。

なぜかというと、お湯の温度が高ければ高いほど、ラメラ構造の油分が溶けてしまい、油分にはさまれた水分も流れ、ラメラ構造の崩れ・乾燥を招くリスクが高まるからです。

お湯の温度は、湯船なら37~40℃程度、洗顔に使うお湯はさらに低く、30~34℃ぐらいにしておくのがおすすめですよ。

また「勢いよくシャワーを顔に当てる」というのも、角質をはがしてラメラ構造を流出させてしまうリスクを高めますので、やってはいけません。

洗顔時のすすぎは必ず「洗面器にとったお湯を手ですくい、ゴシゴシこすったりせず、できるだけやさしくすすぐ」ということを心がけましょう。

 

しわ・たるみ ラメラ構造

ラメラ構造が弱い人は美肌になれない!?

読了までの目安時間:約 3分

 

肌質・肌状態の良し悪しは、「細胞間脂質にきちんとラメラ構造が形成されているかどうか」によって大きく左右されます。

「ラメラ構造が弱い人、ラメラ構造が崩れている人は、それを何とか改善しないと本当の美肌になることはできない」と言っても過言ではないでしょう。

その理由についてお話ししましょう。

肌が乾燥してしまう

細胞間脂質にラメラ構造がきちんと形成されていない肌は、乾燥肌になるリスクがきわめて高いです。なぜなら、角質層内に水分を留めてうるおいを保つためには、水分と油分がミルフィーユ状に重なるラメラ構造の形成が不可欠だからです。

「水分を、適度な油分がはさんで守る」という構造が崩れると、どんどん水分が蒸発して、肌が乾燥してしまうんですよ。

「ラメラ構造が崩れていても、クリームをべたっと塗って、表皮の部分で油分のフタを作れば、それで肌の水分蒸発は防げるんだからいいじゃない」と思われるかもしれませんが、その考えは間違いです。

なぜかというと、クリーム等による「油分のフタ」は、それこそ「肌の外側に一層だけ油分の膜を作る」というようなものなので、角質層の内側までの保湿には行き届かないんですよ。

肌の外側にいくら油分をつけても、その内側のラメラ構造は崩れたまま。つまり「クリーム等による油分でのフタは、肌状態そのものの改善にはつながらない」ということなんです。

それどころか、表皮に過剰な油分を与えることによって、不要なベタつきやニキビ発生などのトラブルを招くことにもなりかねませんよ。

バリア機能にも悪影響を及ぼす!

細胞間脂質のラメラ構造が弱っていたり崩れていたりすると、肌のバリア機能にも大きな悪影響を与えます。

紫外線をはじめとする、外部からの肌刺激をブロックする仕事は、おもに角質がやってくれるのですが、角質と角質の間には、小さなすき間が存在します。

このすき間を埋めるのが、ラメラ構造を持つ細胞間脂質なのですが、ラメラ構造の弱りや崩れがあると「油分と水分のミルフィーユ状の層がきちんと形成されていない分、内側から水分が蒸発しやすいだけでなく、外からの刺激も、そのすき間から侵入してしまいやすい」ということになるのです。

すき間があれば外部刺激によるダメージが奥まで届きやすくなりますので、あっさりと真皮層にダメージが到達してしまうことも少なくないのです。

真皮層までダメージが到達すれば、シワ・たるみ・シミなどの発生リスクも非常に高くなりますし、さらに「深刻なダメージを受けた真皮層は、完全に元に戻すことはできない」という重い現実もあります。

真皮層への到達ダメージを放置したままでの美肌作りなんて、できないということなんですね。

だからこそ、角質層のラメラ構造をできるだけ早く改善・回復させて、しっかりとしたバリア機能を持たせることが不可欠となるのです。

 

しわ・たるみ ラメラ構造

ラメラ構造~細胞間脂質の層状構造をカンタンに説明!

読了までの目安時間:約 3分

 

肌についてのキーワードで「ラメラ構造」という言葉を見聞きしたことはあるものの、それが何なのかはイマイチよく分からない、という人も多いでしょう。

まずはそれについてご説明しましょう。

ラメラ構造とは

ラメラ構造とは、「角質層内で、角層細胞を埋めるように存在している『細胞間脂質』の層状構造」のことです。

と、これだけ聞いてもまるでピンと来ないと思いますので、分かりやすいイメージに置き換えてみましょう。

まず「角質層内に、レンガでできた壁のようなものがある」とイメージして下さい。「レンガ=角層細胞」「レンガ同士をつなぐセメント剤=細胞間脂質」といった感じです。

もちろん言うまでもありませんが、角層細胞はレンガよりもずっと薄いもので、実際のラメラ構造は「薄い角層が何層もミルフィーユ状に重なっていて、その角質細胞のすき間を細胞間脂質が埋めている」という感じになります。

そして、角層細胞のすき間を埋める細胞間脂質自体も、水分と油分が規則正しく交互に、何層ものミルフィーユ状となって重なりあっているのです。この細胞間脂質の、水分と油分の交互に重なる層こそが「ラメラ構造」と言われるものなんですよ。

そして理想的なラメラ構造のイメージは「セメント土と水分のバランスがちょうどいい、強度の高いセメント」のようなものなのです。

ラメラ構造の役割

では、このラメラ構造とは、いったい何のために存在しているのでしょうか?

その答えは「保湿および、外部刺激から真皮層を守る役割を果たすため」です。

肌の保湿というのは、油分だけでは決して実現できません。油分だけでは、単にベタついてしまうだけですからね。

保湿のためには、「肌の中に水分をきちんと蓄える」ということが大切なんですよ。理想的なラメラ構造が形成され、油分と水分がきちんとミルフィーユ状になっていれば、肌からの水分蒸発が防止され、角質層内に水分がバランスよく保たれてうるおいに満ちた肌になる、というわけなのです。

また、「外部刺激から肌を守るのは角質」ということはよく知られていますが、実は、角質「だけ」では外部刺激から肌を守ることはできません。なぜなら、角質には必ずすき間がありますから、そのすき間から外部刺激が入ってしまうんですよ。

ですから、ラメラ構造がきちんとなされた細胞間脂質が、しっかりと角質のすき間を埋めているかどうかによって「外部刺激をどこまでブロックできるか」という点も、大きく左右されるというわけなのです。

 

しわ・たるみ ラメラ構造

美肌のために!知って守ろう「ラメラ構造」

読了までの目安時間:約 4分

 

いきなりですが、あなたは、今のスキンケア用品の効果に満足していますか?

「美肌成分たっぷりのスキンケア用品を使っているはずなのに、肌状態が良くならない」「この化粧品を使ったら、一見しっとりと保湿できているような気がするけど、よく考えると、うるおっているのは肌の表面だけって気がする」など、実は何らかの不満を抱えているのではないでしょうか。

そんなあなたに、ぜひ知っておいてもらいたいことがあります。

それは、「本当の美肌、本当のエイジングケアを実現するためには、ラメラ構造を意識したスキンケアが必要不可欠である」ということです。

真皮層を守る!ラメラ構造の重要性

ラメラ構造とは、角質層内に存在し、角質層の保湿とバリア機能の維持のために、非常に重要な役割を果たす、水分と油分でできた層のことです。

「よい肌を作る」となると、多くの人は真皮層のケアを意識しがちですが、スキンケア用品の成分が真皮層の奥まで行き渡るということはあり得ません。つまり「真皮層ケアのための成分は、たとえスキンケア用品で補給しても、必要な場所まで届くことはないため、結果的にムダになる」と言っても過言ではないのです。

それよりも大切なのは、「真皮層を守って理想的な肌細胞が生み出せる状態にするために、スキンケアで角質層を最高の状態に持っていく」ということです。

角質層は角層細胞とラメラ構造でできており、「ラメラ構造が、いかにいい状態で、どれだけしっかりと角層細胞のすき間を埋めることができているか」によって、角質層の保湿力やバリア機能の高さは大いに変わってくるんですよ。

角質層がしっかりと保湿できてバリア機能もきちんとしていれば、真皮層は乾燥による影響や外部刺激からのダメージを受けることなく、安心・安全な状態で肌細胞を作ることができるようになるため、ラメラ構造を中心とした角質層のケアがきちんとできるようになれば、それだけで自然と美肌へと導かれていく、というわけなのです。

ラメラ構造を守り、改善していこう!

というわけで、ラメラ構造というのは、美肌実現&エイジングケアのために超重要な存在と言えます。

今回は、そんな重要な存在であるラメラ構造についての詳しい説明や、ラメラ構造を崩さず守り、より良い状態にしていくためにはどうすればいいのか、そして、どんなスキンケア用品が、理想的なラメラ構造の実現に役立つのか、などといった情報を特集します。

特に、スキンケア用品の情報については注目!ラメラ構造にきちんと着目し、本当に役立つ成分ばかりが配合されているスキンケア用品というのはとても貴重ですので、これを知っているだけでも「普通のスキンケアから大きく一歩リードした状態になる」と言っても過言ではありませんよ。

また、食生活や生活習慣の見直しなど、「内側からのケア」についても触れていますので、そうした情報もぜひ活用して、体の内外からバランス良く、美肌実現・エイジングケア実現のための環境を整えていきましょう!

 

しわ・たるみ ラメラ構造

ラメラ構造を理想的な状態にするためにほしい成分はこれだ!

読了までの目安時間:約 3分

 

美肌実現のために、角質層に理想的なラメラ構造を作りあげるには「肌への刺激リスクを減らす工夫をして、ラメラ構造を崩さないように守る」ということも大切ですが、それだけではまだまだケア不足。

ラメラ構造をさらにいい状態にするためには、「ラメラ構造そのものに関わる成分を補給する」ということも大切です。

では具体的に、どんな成分が必要なのでしょう?

まずほしいのはセラミド!

ラメラ構造を理想的な状態にするためにまず一番にほしいのは、セラミドです。

セラミドは、細胞間脂質成分ですから、まさに「ラメラ構造の根幹をなす成分」と言えるんですよ。

ちなみにセラミドにはいろんな種類があり、特に重要なのはセラミド1・2・3だと言われていますが、この3種類のセラミドの中でも特に「保湿作用にすぐれているが、加齢によって減少する」という特性が強いのが、セラミド3です。

セラミド3の加齢による減少は避けられないため、大人の年齢肌には、このセラミド3を最優先で補給するのがおすすめ、というわけですね。

その他の重要成分

ラメラ構造を理想的な状態にするには、「セラミド3だけ補給していればOK」というわけではありません。ラメラ構造は、セラミドだけでできているわけではありませんからね。他にも、不足しがちな成分・補給したい成分というのがいくつかあります。

たとえば、ラメラ構造にきちんと水分を保持させるための天然保湿因子「NMF」も、セラミドに負けないくらいの重要な成分であると言えるでしょう。

NMFの主成分はアミノ酸なのですが、そのアミノ酸の中でも、特に重要な役割を果たすのが、角質層の深部に多く存在するPCA(ピロリドンカルボン酸)およびPCA-Na(ピロリドンカルボン酸ナトリウム)です。

「角質層深部の保湿に非常に重要なアミノ酸だが、洗うと流出してしまいやすい」という弱点を持っているため、特にしっかりとした補給が求められる成分なんですよ。

こうしたアミノ酸の他にも、NMFの2割弱を占める成分である各種ミネラルや、皮脂ときわめて相性のいいスクワランなども、ぜひともほしい成分として挙げられます。

 

しわ・たるみ ラメラ構造

ラメラ構造を守るための食生活

読了までの目安時間:約 3分

 

ラメラ構造をいい状態に保ち、改善していくためには、食生活の見直しも不可欠です。

いくらいいスキンケアをしていたとしても、食生活がボロボロで栄養バランスがとれていなければ、健康な肌細胞が生まれてくれませんからね。

まずはたんぱく質をしっかり摂ろう!

肌を作る主原料でありながら、女性の食生活で意外と不足しがちなのが、肉・魚・卵・乳製品・大豆食品などに多く含まれる「たんぱく質」です。

「たんぱく質食品を食べると太ると思い込んでいる」「野菜が健康にいいので、野菜ばかり食べている」などといった理由でたんぱく質食品をあまり食べない女性が結構多いのですが、これは間違いです。

まず、よほどの大量摂取をしない限り、たんぱく質摂取で太ることはありません。脂肪・炭水化物・たんぱく質の中で、真っ先に消費される栄養素はたんぱく質で、体脂肪に変換されることは、ほとんどないのです。/p>

あと、野菜しか食べない生活では、ビタミン類は摂れてもたんぱく質は確実に不足し、肌を作る原材料が足りず、肌細胞の生成にも大きな支障をきたしてしまうという欠点があります。

事実、「肉や魚どころか乳製品も摂らない」という完全菜食主義のベジタリアン(ヴィーガン)は、肌状態が悪いケースがかなり多いんですよ。

バリア機能を高めるビタミンを摂ろう!

さて、先ほど「完全菜食主義ではダメ」という趣旨のことを言いましたが、肌のこと、ラメラ構造のことを考えるなら、バリア機能を高めるためのビタミンをしっかり摂るために、「野菜をたっぷり食べてビタミンを摂る」ということ自体は大切です。

特にしっかり摂りたいのが、ビタミンA・C・E。

肌そのものの強化に役立つビタミンAは、色の濃い野菜=緑黄色野菜全般に多く含まれます。特にモロヘイヤとニンジンが、緑黄色野菜の中でも含有量が多いですよ。

コラーゲンの生成をサポートし、さらに高い抗酸化作用でバリア機能を守ってくれるビタミンCは、ピーマン・かいわれ大根・キャベツなどに多く含まれます。

肌細胞の新陳代謝を活性化させ、高い抗酸化作用も期待できるビタミンEは、カボチャやナッツ類に多く含まれます。

このビタミンA・C・Eは、肌に欠かせないビタミンのエース(ACE)と言われているほどの存在ですので、特にしっかり意識して摂取したいものですね。

ラメラ構造の改善・バリア機能強化には葉酸も

また、野菜をたっぷり摂れば、その分「葉酸も自然に摂取できる」というメリットも出てきます。葉酸は皮脂と水分のバランスを保つ作用を持っていますので、これまたラメラ構造の改善・バリア機能強化に大いに役立ちますよ。

たんぱく質食品と野菜をしっかり摂って、ラメラ機能を守り、強化していきましょう!

 

しわ・たるみ ラメラ構造

気をつけて!こんなフェイスケアがラメラ構造を崩す

読了までの目安時間:約 4分

 

美肌実現のために、何らかのフェイスケアを実践している人も多いでしょう。

しかし、間違ったフェイスケアをしていると、それがラメラ構造を崩してしまうこともあるのです。

ラメラ構造はとっても繊細

あなたにまず知ってほしいのは「ラメラ構造というのは、非常に繊細な存在である」ということです。

なぜかというと、ラメラ構造は油分と水分の重なりでできている層ですから、すごくやわらかいんですよ。「体温と同じくらいの温度で温められたバターの薄い層の間に、水が挟まれている」とイメージすると、相当やわらかくて崩れやすい、ということが分かりますよね。

非常にデリケートでやわらかい分、私たちにとって「ごく普通の力加減で与える刺激」であっても、それが繊細なラメラ構造には大ダメージとなってしまうことも多いのです。

肌に強い刺激を与えてはダメ!

さて、「ラメラ構造を崩してしまうリスクが高い間違ったフェイスケア」とはどういうものなのかというと、ひと言でいえば「肌を強く押したりこすったり引っ張ったりするなどといった行為すべて」となります。

肌に強い刺激を与えてしまうNG行為の例として挙げられるのは、おもに以下のようなものです。

  • 顔面マッサージ
  • 表情を大げさに動かしすぎる顔面体操
  • 拭き取りクレンジング
  • クレンジング剤を肌にすり込む
  • ゴシゴシと強く顔を洗ったり拭いたりする
  • リキッドファンデーションやクリームファンデーションを肌にすり込む
  • スキンケア時にコットンで肌をこする
  • Tゾーンや小鼻などのベタつきが気になった時に油取り紙やティッシュでこする
  • 頬杖をつく

こうした行為はすべて、ラメラ構造を崩してしまうリスクがあるNG行為と言えますよ。あなたもこの中のいくつかは、やってしまっている心当たりがあるのではないでしょうか?

摩擦リスクを減らすには

「スキンケア時にコットンを使うことの何が悪いの」「ベタつき対策に油取り紙を使うのは当たり前じゃん」などと思われるかもしれませんね。

ですが、スキンケアをする際は、繊維による摩擦リスクが高いコットンを使うのではなく、手を使って「こするのではなくやさしく肌を包むようにして軽く押さえる」というやり方に変えるほうがおすすめですし、油取り紙やティッシュでベタつき対策をするにしても、「こするのではなく軽く押さえる」という形にするのが正解なのです。他にも、

  • 素人判断で顔面マッサージや顔面体操はしない
  • クレンジング剤はすり込むのではなく、メイクとなじませるだけ、という意識で使う
  • 洗顔はゴシゴシ洗いをせず、きめ細かい泡のクッションで洗うようにし、洗顔後の拭き取りもタオルで軽く上から押さえるだけにする
  • リキッドファンデーションやクリームファンデーションなど肌にすり込むタイプのファンデーションの使用は避け、パウダーファンデーションを軽く伸ばす
  • 頬杖をつくクセを直す

などといった心がけをしていけば、リスクをかなり減らせますよ。

 

しわ・たるみ ラメラ構造

ラメラ構造にダメージを与える要注意成分はこれだ!

読了までの目安時間:約 4分

 

「ラメラ構造を理想的な状態に仕上げるために、スキンケア用品でセラミドやNMF(天然保湿因子)などの成分を補給する」ということは大切ですが、「とにかく、セラミドやNMFが配合されているスキンケア用品を選べばそれでOK」というほど、簡単な話ではありません。

いくら有効成分が入っていたとしても、「ラメラ構造にダメージを与えてしまうNG成分」も一緒に入っているものを選んでしまっては、台無しになってしまいますよ。

ラメラ構造にダメージを与えてしまう、避けるべきNG成分をきちんと知っておきましょう!

石油系合成界面活性剤は危険!

ラメラ構造に大ダメージを与えてしまう危険な成分としてまず挙げられるのが、石油系合成界面活性剤です。

界面活性剤は、油分と水分を混ぜる乳化剤や洗浄剤として広く使われている成分なのですが、その種類はさまざま。

肌にマイルドなものもあれば、刺激リスクが高いものもありますが、もっとも肌刺激リスクが高い界面活性剤として挙げられるのが、石油系合成界面活性剤なのです。

石油系界面活性剤はラメラ構造に浸透し、ラメラ構造を崩してバリア機能を破壊してしまうリスクが非常に高いんですよ。

石油系界面活性剤の成分

石油系界面活性剤の代表格として挙げられる成分は、以下の通りです。

  • ラウリル硫酸Na
  • ラウレス硫酸Na
  • ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩
  • ラウリル硫酸アンモニウム
  • ラウレス硫酸アンモニウム
  • スルホン酸Na
  • キシレンスルホン酸アンモニウム
  • パレス-3硫酸Na
  • パレス-3硫酸アンモニウム

※いくつかの成分にある「Na」は、「ナトリウム」と表記されることもあります。

これらの成分が入っているスキンケア用品や洗顔料・クレンジング剤等は一切使わないようにしましょう。

鉱物油もリスク大!

ラメラ構造を崩さないために避けたい成分としては、「石油を精製して作った油=鉱物油」も挙げられます。

「鉱物油は、昔と違って精製技術が上がったから安心だ」という説を唱える人もいますが、「植物油や動物油と比べて皮脂との相性が悪い」「洗っても落ちにくいので肌に残りやすい」「皮膚呼吸や新陳代謝を妨げる」などといったリスクがあるので、できれば使用を避けたいところです。

おもな鉱物油成分としては、以下のようなものが挙げられます。

  • パラフィン
  • 流動パラフィン
  • ミネラルオイル
  • ワセリン

これらが配合されたスキンケア用品は使わないようにしましょう。ミネラルオイルなんて、名前的に「ミネラルが入った、肌に良さそうな油」というイメージを持ってしまいそうですが、その正体は石油ですから、だまされないで下さいね!

あと「洗顔料やクレンジング剤なら、すぐに洗い流すから、鉱物油配合でも問題ない」と考える人もいますが、鉱物油自体が落ちにくい性質を持っていることを考えると、「その鉱物油成分を落とすために、強い界面活性剤が使われている可能性が高い」とも言えるので、これも使うべきではありませんよ。

 

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