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原島美容研究所

レチノールクリームを2ヵ月半使用してみた結果(シミ・小じわ / 各部位ごと)

読了までの目安時間:約 11分

 

レチノールクリームはシミや小じわに効果的な治療薬といえます。

シミ、小じわで悩んでいる部位に実際に使ったのですが、シミに対して局所的に使う際、最も素晴らしい結果を得ることができました。

しかし、問題点(副作用)もありましたので、以下の体験談をご覧ください。

このページの記載内容は以下の通りです。

【1】 実際に2ヵ月半使用した結果報告(シミ・小じわ / 各部位ごと)

【2】 レチノールの概要・効果

【3】 含有量0.05%以上のものを通販(個人輸入orアマゾン)で購入する方法と注意点

【4】 要確認 - レチノールの濃度・含有量の記載について


実際に2ヵ月半使用した結果報告
(シミ・小じわ / 各部位ごと)

レチノールクリームは通常、皮膚科や美容外科で濃度0.05パーセントから0.5パーセントのトレチノイン酸クリームとして自家調合しているようです。

私は0.4パーセントのクリームを、ひたいのしわ、上まぶたのたるみ、目じりの小じわ・シミ、下まぶたのたるみ・シミ、ホウレイ線、くびのしわに、それぞれ1日に1回、夜に塗布しました。
保湿クリームを先に塗るといいようです。

ひたいのしわ

10日経過... 少し赤いといえば赤いのですが、あまり外観的な変化はありません。
しかし赤みが出るのは困るので、塗布量は少なくしました。

約2ヵ月間続けましたが... 私の場合、それほど深くはありませんでしたが、ひたいのしわには効果が感じられませんでした。

上まぶたのたるみ

4日目くらいから... 赤くなってきましたが、10日たっても赤いままで、皮はむけてきません。
皮がかぶれたようにゴワゴワしてきて、このままだったらと思うと少し心配です。

皮がむけてくるのは2週間くらいたってからという話を知人から聞いたことがありますので、もう少し様子を見ることに。
そういえば、このころ少したるみが引き締まってきました。

ちょうど3週間というところで... まぶたの皮が薄くむけてきました。
こすればもっとむける感じですが、無理はしません。首みたいに(下記参照)真っ赤になってしまいそうですから。

1ヵ月半が経過... 上まぶただけは赤みが消えないので、1週間ほど間隔を開けました。少し赤みが取れたので再開。
1日に1回塗るというよりも、間を開けてでも使い続けるといいのではないかという考えからです。

2ヵ月以上たちましたが... 上まぶたの赤みが少し残ったままなので、使用を中止。たるみは少しだが改善されたので、上まぶたに関してはもうこの辺でいいだろう。

(その後、上まぶたの赤みは1年以上残りました。個人差はあると思いますが、まぶたへの使用は要注意です。)

目じりの小じわとシミ

3日目には... 表皮がヒリヒリとして、赤くなってきました。しみは比較的大きいので期待はしていませんでしたが、
10日経過で... 少し薄くなってきたように思えます。

1ヵ月半が経過... しみはだいぶ目立たなくなってきました。小じわも少し改善したように思えます。

2ヵ月半が経過... さらなる改善は見られない。根気よく続ければもっと良くなるような気はしますが、この辺で終了。小じわにも若干効果はありましたが、シミに関しては満足できるだけの効果がありました。

下まぶたのたるみとシミ

4日目くらいから... 赤くなってきましたが、10日たっても赤いままで、皮はむけてきません。

約2ヵ月間使用しましたが... シミには少し効果があったように思えます。

ホウレイ線

赤くなったりヒリヒリしたりはしませんが、
1週間たって... 垢のように薄く皮がむけてきました。

約2ヵ月半使用しましたが... 効果なし。ただ、ホウレイ線まわりだけでなく、ほほ全体に根気よく使い続ければ、また違った結果が得られたかもしれません。

くびのしわ

3日目には... 表皮がヒリヒリとして、赤くなってきました。
5日目ごろから... 垢が取れるような感じで薄く皮がむけてきました。
1週間経過したころに... ツメを立ててこすってみたら、真っ赤になってしまいました。

首は赤みが全く取れないので、3週間ほどで中止しました。もっと濃度の低いタイプなら良かったかもしれません。

注意事項

・肌が敏感になるので、日焼け止めクリームを塗るなどして紫外線を避ける。
・副作用として催奇形の可能性が指摘されています。妊娠中や妊娠の可能性がある方は使用を控える。


レチノールの概要・効果

レチノールクリームはビタミンA誘導体といわれるトレチノイン酸を含有したクリームで、角質層を剥離させ皮膚の基底層に働きかけてコラーゲンの増殖を促進させる作用があります。

また皮脂腺の分泌量を抑制する働きももあるため、シミ、小じわだけでなく、ニキビ跡の治療と予防にも用いられます。

このトレチノイン酸はアメリカではシミ、小じわ・ニキビ跡の治療薬としてFDA(Food and Drug Administration)で認可され使用されるようになりましたが、日本ではまだ一部の化粧品以外は認可されておりません(2019年6月現在)。

ただし医師の管理下では製造・処方することが認められています。

・角質層を剥離
・細胞分裂を活性化させ、皮膚の再生を促す
・皮脂の分泌を抑える
・真皮のコラーゲン生成を促す
・ヒアルロン酸の分泌を高める

刺激が強いため肌に合わない場合もありますので注意が必要です。

参考:レチノールクリームを使う前の「パッチテスト」について

参考:FDAがニキビ用トレチノインローションを承認(英語)


含有量0.05%以上のものを通販で購入する方法と注意点

化粧品として市販されているレチノールクリームに効果がないことは後述しますが、あくまでもレチノール本来の効果は期待できないということで、保湿効果など化粧品としてお肌を整えるものとして否定するつもりはありません。

しかしこのページをご覧の方々は、しわやシミの改善に効果を発揮する「レチノール」についての情報をお探しのことと思いますので、ここでは薬品としてのレチノールクリームの入手方法についてご紹介します。

個人輸入

日本国内では認可されていない、薬品としてのレチノールクリームも海外(主に米国)では同じ内容のものが市販されております。

個人輸入とはいっても以前とは違い、ネット通販という形で購入できます。アマゾンなら通常と同じ購入方法で個人輸入が可能です。

日本語で記載された販売サイトで日本人スタッフが対応しているケースもあって、国内の通販サイトで買い物をするのと全く同じ感覚です。

違うのは海外から送られてくるということだけで、届くまでの日数が若干かかる程度で、送料は思ったほどかかりません。

注意するべきこと

皮膚科や美容外科で出してくれるレチノールクリームと同様、トレチノイン酸の含有量は0.05%~0.1%のものが手に入り、それらの医療機関の約半額、診察料も含めるとそれ以下の費用で入手することができますが、医師の診察がない分、注意が必要です。

レチノールは塗ってすぐに効き目がでてこないで数日後から皮膚が赤くなって表皮が抜けてくるパターンがほとんどです。

効き目には個人差があることと、私の経験から、部位によっては(特に皮膚の柔らかい部分)効きすぎて皮膚がごわごわすることもあります。

なので、初めは0.05%くらいのもの使うのが理想ですが、0.1%のものを使用する際は、少量を塗りこむこと。早く効果を実感したいからといきなり多く塗りこむのは危険です。

もちろん塗る「頻度」も初めは慎重にお願いします。そしてもしお肌に異常を感じたら、皮膚科などの専門医に相談するべきです。

参考:レチノールの弱点 - 肌刺激、酸化、他製品との相性、そして即効性


要確認 - レチノールの濃度・含有量の記載について

通販などでたくさんのレチノール製品をご覧になると思いますが、事前に理解しておくべきことがあります。それは、レチノールの濃度です。これはレチノールそのものの含有量を製品の容量で割ったものです。

仮に製品の容量が1.7オンス(48.2g)で、含まれるレチノールが0.05gだとすると、濃度は約0.1%となります。

しかし原液系の商品(特にアメリカ製)にはよく濃度1%という表記がトレンドのように表示されておりますが、「レチノール(トレチノイン酸)」の含有量ではなく、「レチノール配合原液」の濃度です。(1オンス=28.35gで計算)

レビューなどで使用量や頻度と皮のむけ具合を総合的に確認しましたが、美容外科や皮膚科で院内調合されるレチノールクリームの0.05~0.1%の範囲のものに相当しているように思われます。

また、ほぼこれらと同じ濃度であっても、国内の原液系製品だと3%と記載しているものもありますので、初めて購入した場合は、あくまでも「極少量、頻度少な目」から様子を見るようにしたほうがいいと思います。

化粧品として市販されているレチノールクリームの期待度について

この体験談で使ったレチノールクリームは、前述のように日本では医療機関が院内処方して、主にシミ・しわの治療に使われておりますが、最近はこのレチノールを含んだクリーム、化粧品が多くの化粧品メーカーから販売され、人気となっているようです。

レチノール(トレチノイン酸)は一定以上の量が皮膚に浸透して初めて効果が期待できるものですが、化粧品として国内で市販されているレチノールクリームのほとんどは濃度が低すぎるため、レチノール本来の効果を期待することはできません。

なお、化粧品の場合、配合されている成分の濃度や含有量は記載されておりません。含有量の多いものから順に成分の記載がなされているだけです。

 

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