紫外線が毛穴に与える悪影響

毛穴対策に欠かせないことのひとつとして挙げられるのが、UVケアです。
いろんな毛穴対策をしていても「UVケアを何もせず、紫外線を浴びっぱなし」という状態では、せっかくの対策も台無しになってしまうほど、紫外線が毛穴に与える悪影響というのは大きいんですよ。
肌の保水力・弾力を奪う!
紫外線が毛穴に与える悪影響の代表例として挙げられるのが「肌繊維をズタズタに壊し、保水力も弾力もないボロボロの肌にしてしまう」という現象です。
まず、保水力の低下は肌表面の角質層から始まります。
紫外線の刺激で角質がゴテゴテと厚くなり、「厚みだけあって、すき間だらけの角質層」ができあがってきます。そしてそのすき間からはどんどん水分が蒸発して、ゴワゴワ・カサカサの保水力のない肌になってしまいます。
さらに紫外線の悪影響というのは、肌表面でなく、その奥の真皮層にも到達します。
肌の弾力を守るために肌繊維を作って肌を支えているコラーゲンやエラスチンをズタズタにしてしまうのです。
これが、毛穴の開きやたるみを生み出す原因になってしまうのです。
黒ずみ毛穴も増える!
紫外線の悪影響としては「黒ずみ毛穴が増える」というのも挙げられますね。
まず、紫外線の影響で肌の保水力が失われると、「これ以上乾燥しては大変」ということで、皮脂分泌が増えてきます。
そしてその皮脂が毛穴の表面まで来て空気に触れると酸化して黒ずみ、「黒ずみ毛穴」を作ってしまうんですよ。
そしてさらに、酸化した角栓ができた毛穴は、毛穴そのものも紫外線と酸化皮脂の悪影響を受け、メラニンを生成して黒ずんでいくことも少なくないのです。
つまり紫外線による悪影響は、毛穴の3大問題と言われる「開き」「たるみ」「黒ずみ」のすべてに大きく関わっているというわけですね。
人気の記事
