南雲式・空腹ダイエット法【一日一食】具体的なやり方

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おやつを我慢する女性

南雲吉則先生の「南雲式(一日一食)空腹ダイエット法」実践体験を参考に、独自の空腹ダイエット論をまとめてみました。


[目次]

南雲式空腹ダイエットの理論を簡単に言うと

減量の効果を確かめる


空腹ダイエットはいいことだらけ

さて、空腹ダイエットの理論とは具体的にどういうものなのかというと、簡単に言えば「食事量を減らすことでサーチュイン遺伝子が活性化すると、少ない量の食事からでも栄養を完全に吸収するようになる。

さらに、食事量が少ない分内臓への負担も軽減され、サーチュイン遺伝子とのダブル効果によって、健康・若返りが期待できる」といったところでしょうか。

空腹ダイエットの理論を受け入れられない人へ

そんなわけで空腹ダイエットは、健康にも美容にも嬉しい効果が期待できるのですが、これまでの「一日三食が健康的な食生活の理想」という考え方とは間逆なため、その理論を受け入れられないという人も少なくありません。

ですが、少し考えてみて下さい。メタボだの高血圧だのといった生活習慣病が国民的な大問題になってきたのは、それこそここ最近の話です。数十年前にはメタボなんて言葉自体が無かったのですから。近年の生活習慣病の多発は「健康的だと思っていた一日三食生活のひずみが、今になって出てきた結果」だという可能性は否定できないのではないでしょうか。

空腹ダイエットは幸いにも「一度始めてしまったら、二度とやめることができない」などというタイプのダイエットではありません。ですから今、少しでも健康や美容面で気になることがある人は、だまされたと思って短期間だけでも一度試してみてはいかがでしょうか。

それで効果が出てきたらもうけもの、という気持ちで。もし、「空腹ダイエットによって、かえって不健康になった」などといったまずい傾向が出てきたら、その時は元に戻せばいいだけですから、気楽な気持ちでチャレンジしてみましょう。

「一日一食の南雲式空腹ダイエット」についての反論

南雲先生が提唱する一日一食の空腹ダイエットには、当然、大きな反論が多いのも事実です。「一日一食なんて、それはダイエットとは言わない。極端な食事制限で体をやつれさせるだけじゃないか、不健康すぎる」「相撲取りは一日二食にしてわざと太るようにしていることからも分かるように、食事の回数を減らしてしまうと、余計に太る」などというのが、特に代表的な反論の例ですね。

私も実際、朝が苦手で朝食を食べていなかった頃は、その分昼食と夕食でドカ食いをしてしまう傾向があり、今よりも太っていました。一日三食になってからのほうが体重が安定してきたので、「やっぱり人は一日の食事を三回に分けてきちんと食べないと」と思ったんですよね。

ですから「一日一食の空腹ダイエット」を提唱したのが、医師である南雲先生でなければ、私は「ああ、またマユツバもののダイエット情報だ」と思って見向きもしなかったでしょう。ですが「人の体のメカニズムを良く知っているはずの医師」がこの空腹ダイエットを提唱しているということで、ひょっとしたら本当にこれは目からウロコの、医学的根拠があるダイエット法なのではないだろうかと、真面目に考えてみるようになったのです。

南雲式空腹ダイエットの実践方法

野菜サラダを差し出す女性


空腹ダイエット〜その方法とは

近年話題の空腹ダイエットという名前、聞いたことがあるでしょうか。空腹ダイエットとはその名の通り、「空腹にすることによって物理的に摂取カロリーを減らし、ダイエットする」というものです。

もともとメタボなど「太る」という問題は、現代人の食べ過ぎによるカロリーオーバーから来ているもの。

空腹ダイエットはそうした飽食の生活とは間逆のことをするわけですから、理論的にも「ダイエットできるのはごく当たり前」ということになります。

まずは一汁一菜ダイエット

一汁一菜ダイエットなら気軽に始められる

一日一食の空腹ダイエットに興味があっても「これまで三食きちんとたべていたものをいきなり三分の一の回数に減らす」というのは、慣れるまでは厳しいものがありますし、人によってはかなりのストレスともなってしまいます。空腹ダイエットのストレスでヤケ食い、なんてことになっては元も子もありませんから、ここはもっと「スムーズに一日一食ダイエットに移行するための段階」を踏んでいきたいものですね。

そこで、一日一食をいきなりやる前に、移行段階の慣らしとしておすすめなのが「一汁一菜ダイエット」です。一汁一菜ダイエットはその名のとおり、「三食の食事を、汁物とおかず一品の一汁一菜にする」というもの。もちろん、主食であるご飯やパンなどをつけ足すのはOKです。一汁一菜の「菜」の中には、主食は含まれませんからね。

一汁一菜なのでこれまでの食事よりもおかずの種類は減りますが、三食食べられるということでストレスが少なく、気軽に始められるダイエット法ですよ。

一汁一菜ダイエットのコツ

一汁一菜ダイエットのコツは、「食器は小さめのものを使うこと」です。食器が大きければ大きいほど、料理もついつい多めに入れてしまいがちですからね。たとえば同じ量のおかずでも、大皿の上にちまっと盛り付けてあるのと、小皿いっぱいに盛り付けてあるのとでは、小皿にあるおかずのほうが多く見えますよね。

こうした視覚のトリックをダイエットに応用しようというわけです。ですから一汁一菜ダイエットをする場合は、子ども用のお茶碗やお椀、小皿などを利用しましょう。適当な小皿がない場合は「コーヒーカップの下のソーサー」を皿として使うのがおすすめですよ。

食器さえ小さめにできれば、あとはその食器からあふれないレベルであれば、好きなだけの量を入れていい、というのがこの一汁一菜ダイエットのメリットです。たとえお皿に山盛りのおかずを入れたとしても、そのお皿が小皿程度の大きさなら、それほどたいした量にはなりませんから、結果的に食事量そのものを減らすことにつながるというわけです。

一汁一菜ダイエットから一日一食ダイエットへ

一日一食の空腹ダイエットに移行するべきタイミングは?

一汁一菜ダイエットから一日一食の空腹ダイエットに移行するべきタイミングは「一汁一菜ダイエットがまったく苦ではなくなった」という段階になってからですね。これまでより食事量が少ない一汁一菜ダイエットに慣れた体なら、一日一食にしてもそれほどの苦は感じないはずです。

一日一食の空腹ダイエットは、基本的には「夕食のみの一日一食」がおすすめ。なぜなら「大切な一度きりの食事を、しっかりと味わって食べる時間があるから」です。朝食や昼食はどうしても時間に追われるケースが多いですからね。

一汁一菜ダイエットからの移行は、まず、「朝食や昼食はフルーツを食べるだけにする」などという状態からスタートするといいでしょう。そして少しずつフルーツの量を減らしていけば、自然な「一日一食生活」に移行しやすくなります。

クッキーのつまみ食いはOK

一日一食・南雲式空腹ダイエットにおやつは厳禁!?

ケーキを我慢する女性

一日一食の南雲式空腹ダイエットにおいて、「一日一食の食事をとる際に、食事代わりにお菓子を食べる」というのがだめなのはもちろんのこと、たとえ小腹がすいた時の間食であっても「甘いお菓子」を食べることは基本的には厳禁とされています。なぜなら甘いお菓子には栄養素がほとんどない上に、血糖値を急上昇させてインスリンを過剰分泌させてしまうという欠点があるからです。

ですが唯一、南雲先生が「つまみ食い程度なら食べてもいいお菓子」として認めているものがあるんですよ。それは・・・クッキーです。

「空腹ダイエット時でもクッキーなら食べてOK」という理由は?

さて、どうして空腹ダイエット時であっても、クッキーのつまみ食いならOKなのかというと、クッキーは他のお菓子に比べて、栄養バランスがなかなかすぐれているからです。「完全栄養食品」と呼ばれる卵などを使っている、というのが大きいですね。

また、クッキーも「何でもいい」というわけではなく、できればおからクッキーや全粒粉クッキーなどを選ぶのがおすすめ。なぜなら小麦粉を使ったクッキーよりもおからクッキーや全粒粉クッキーのほうがGI値が低く、血糖値の急上昇が起こりにくくなるからです。さらに、ドライフルーツなどが入っているクッキーなら、食物繊維やビタミンも摂れます。

あと、南雲先生がおすすめしているわけではありませんが、個人的には、クッキーがOKなら、ビスケットもOKなのではないかと思います。ビスケットはクッキーよりも油分が少ない分、よりヘルシーですしね。

空腹ダイエット時のクッキー、許容量はどれくらい?

さて、「空腹ダイエット時にクッキーを食べてもOK」といっても、空腹ダイエットはあくまで「健康的なダイエットの実現」が最大の目的ですから、クッキーをたくさん食べてしまうのはやはり問題です。

ではどれくらいの量ならいいのかというと。「小腹がすいた時に、1、2枚程度」と考えておきましょう。「たったこれだけの量で足りるわけがない」と思われるかもしれませんが、時間をかけてゆっくりと食べれば、これだけの量でもそれなりの満足感は出てきます。

また、「クッキーを箱から出して食べる」というやり方だと、どうしても食べ過ぎになりがちです。あらかじめ1、2枚ごとの小分けにして「一回で食べるのはこれだけ」と自分に言い聞かせておくと、食べすぎを防ぐのに効果的ですよ。