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原島美容研究所

ラメラ構造が弱い人は美肌になれない!?

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肌質・肌状態の良し悪しは、「細胞間脂質にきちんとラメラ構造が形成されているかどうか」によって大きく左右されます。

「ラメラ構造が弱い人、ラメラ構造が崩れている人は、それを何とか改善しないと本当の美肌になることはできない」と言っても過言ではないでしょう。

その理由についてお話ししましょう。

肌が乾燥してしまう

細胞間脂質にラメラ構造がきちんと形成されていない肌は、乾燥肌になるリスクがきわめて高いです。なぜなら、角質層内に水分を留めてうるおいを保つためには、水分と油分がミルフィーユ状に重なるラメラ構造の形成が不可欠だからです。

「水分を、適度な油分がはさんで守る」という構造が崩れると、どんどん水分が蒸発して、肌が乾燥してしまうんですよ。

「ラメラ構造が崩れていても、クリームをべたっと塗って、表皮の部分で油分のフタを作れば、それで肌の水分蒸発は防げるんだからいいじゃない」と思われるかもしれませんが、その考えは間違いです。

なぜかというと、クリーム等による「油分のフタ」は、それこそ「肌の外側に一層だけ油分の膜を作る」というようなものなので、角質層の内側までの保湿には行き届かないんですよ。

肌の外側にいくら油分をつけても、その内側のラメラ構造は崩れたまま。つまり「クリーム等による油分でのフタは、肌状態そのものの改善にはつながらない」ということなんです。

それどころか、表皮に過剰な油分を与えることによって、不要なベタつきやニキビ発生などのトラブルを招くことにもなりかねませんよ。

バリア機能にも悪影響を及ぼす!

細胞間脂質のラメラ構造が弱っていたり崩れていたりすると、肌のバリア機能にも大きな悪影響を与えます。

紫外線をはじめとする、外部からの肌刺激をブロックする仕事は、おもに角質がやってくれるのですが、角質と角質の間には、小さなすき間が存在します。

このすき間を埋めるのが、ラメラ構造を持つ細胞間脂質なのですが、ラメラ構造の弱りや崩れがあると「油分と水分のミルフィーユ状の層がきちんと形成されていない分、内側から水分が蒸発しやすいだけでなく、外からの刺激も、そのすき間から侵入してしまいやすい」ということになるのです。

すき間があれば外部刺激によるダメージが奥まで届きやすくなりますので、あっさりと真皮層にダメージが到達してしまうことも少なくないのです。

真皮層までダメージが到達すれば、シワ・たるみ・シミなどの発生リスクも非常に高くなりますし、さらに「深刻なダメージを受けた真皮層は、完全に元に戻すことはできない」という重い現実もあります。

真皮層への到達ダメージを放置したままでの美肌作りなんて、できないということなんですね。

だからこそ、角質層のラメラ構造をできるだけ早く改善・回復させて、しっかりとしたバリア機能を持たせることが不可欠となるのです。

 

しわ・たるみ ラメラ構造

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